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卓球・中国解説が「怒りで我を忘れた」 大藤沙月に上位勢連敗…絶叫「バックハンドを打たせるな!」

卓球の国際大会、WTTチャンピオンズ重慶は14日、中国・重慶で行われた。女子シングルス準々決勝で、世界ランク13位の大藤沙月(ミキハウス)は、同7位のチェン・イー(中国)を4-3で撃破して準決勝に進出。初戦でも世界2位の王曼昱(中国)を破っている21歳に、中国メディアも脅威を感じている様子だった。

大藤沙月【写真:World Table Tennis提供】
大藤沙月【写真:World Table Tennis提供】

WTTチャンピオンズ重慶

 卓球の国際大会、WTTチャンピオンズ重慶は14日、中国・重慶で行われた。女子シングルス準々決勝で、世界ランク13位の大藤沙月(ミキハウス)は、同7位のチェン・イー(中国)を4-3で撃破して準決勝に進出。初戦でも世界2位の王曼昱(中国)を破っている21歳に、中国メディアも脅威を感じている様子だった。

 大藤は第1ゲームを11-6で奪取。第2ゲームは逆転で12-14で落としたが、第3ゲームを11-6ですぐに奪い返した。第5ゲーム序盤に右肩付近を痛めてメディカルタイムアウト。大ピンチに陥ったが、フルゲーム死闘を何とか制した。

 10日の1回戦では世界2位の王曼昱に衝撃の3-0ストレート勝ち。日本人に対して約7年間負けがなかった超強豪を撃破した。

 2回戦は世界18位の鄭怡静(台湾)を下し、この日は世界7位に勝利。勢いを増す大藤に中国メディアも警戒心を高める。「SOHU」は「日本の大藤沙月が再び中国選手を破る。負傷しながらマッチポイントをしのぎ、4-3でチェン・イーを下す。前の試合では王曼昱を0-3で圧倒」との見出しで記事を掲載した。

「1回戦で3-0の番狂わせを演じた大藤沙月が、試合中に負傷しながら再び中国の防衛線を突破した」と戦いぶりを伝え、「今大会で、大藤は目覚ましい活躍をしており、1回戦では世界ランキング2位の王曼昱を圧倒した。このため、ランキングで勝っているとはいえ、チェン・イーも決して楽観できる対戦ではなく、この日中対決は非常に注目されていた」と紹介した。

 また同国メディア「新浪体育」は「解説者も怒りで我を忘れる! 解説者・侯英超はなぜ『バックハンドを打たせるな!』と叫んでいたのか」との見出しで記事を掲載した。元代表選手の侯英超が「バックハンドを打たせるな! バックハンドを打たせるな!」と中継ブースで声をからして叫んでいたという。バックハンドに脅威を感じていた様子だ。

 同じく元代表の周雨は「チェンはやはり自分の戦術の不安定さで負けた。躊躇しすぎだ。決定的場面で決断力が足りないし、大胆さが足りない」と指摘。「陳はスピードの面で、相当努力する必要がある。さもなければ主力のレベルには追い付けない」と、大藤にスピードで遅れていたことが課題であるとした。

 惜敗の反応については「侯英超は焦り、馬琳コーチは眉をひそめ、ファンはすっかり困惑」とも紹介。場内インタビューで大藤は「自分が最後、攻める気持ちを忘れず戦い抜けたことが勝利につながったと思う」と胸を張った。

(THE ANSWER編集部)



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