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WBCの裏で…衝撃の軟式世界最速「157.6km」が誕生 前職はJR新橋駅駅員「次の目標は160kmです」

野球の軟式ボールで世界最速とされる衝撃の記録が誕生した。その球速はなんと157.6キロ。しかも現役選手ではなく、3か月前まで新橋駅の駅員だったというから驚きだ。記録を出した本人が「THE ANSWER」の取材に「率直に、世界最速記録を出せてとても嬉しいです」と胸中を明かした。

軟式で157.6キロを記録したNEOLABトレーナー・須永悦司さん【写真:NEOLAB提供】
軟式で157.6キロを記録したNEOLABトレーナー・須永悦司さん【写真:NEOLAB提供】

元JR東日本野球部のNEOLABトレーナー・須永悦司さん

 野球の軟式ボールで世界最速とされる衝撃の記録が誕生した。その球速はなんと157.6キロ。しかも現役選手ではなく、3か月前まで新橋駅の駅員だったというから驚きだ。記録を出した本人が「THE ANSWER」の取材に「率直に、世界最速記録を出せてとても嬉しいです」と胸中を明かした。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの試合で盛り上がった3日、とんでもない記録が打ち立てられた。ピッチングの球速向上・変化球習得などのメソッドを提供する野球アカデミー「NEOLAB」のスタッフ・須永悦司さんの右腕から豪快に振り抜かれた軟式ボールが、測定機器ラプソードで157.6キロを計測したのだ。従来の記録を持っていたNEOLAB代表・内田聖人さんの155.2キロを塗り替えた。

 29歳の須永さんは群馬・前橋中央ボーイズから桐蔭学園高―桐蔭横浜大―JR東日本という経歴で、190センチの大型投手として活躍。大学時代は全国大会も経験している。JR東日本で2年プレーして野球部を勇退した後は山手線の浜松町、新橋というサラリーマンに馴染み深い駅で駅員として従事した。

 しかし、昨年11月に退社し、NEOLABに加入して野球指導者の道を歩み始めた。NEOLABはスタッフも一線級で活躍した投手経験者が揃う。早実―早大―JX-ENEOSで活躍し、米独立リーグにも挑戦した内田代表は「自らを実験台にしたトレーニングメソッドの提供」を標榜。日本人メジャーリーガー、NPBの投手などの指導も手掛け、運営するオンラインサロンにもトップ選手をはじめ球界関係者が多く参加している。

 そんな環境で須永さんも自らの才能をさらに伸ばした格好だ。現役時代、硬式の最速は154キロだったが、球速が出にくいとされる軟式でMAXを更新。「率直に、世界最速記録を出せてとても嬉しいです」と喜び、「今年中に内田代表を超すつもりで、メカニック改善やトレーニングに励んできました」と胸を張った。

「次の目標は160キロです」と須永さん。ただ、やみくもに数字を追い求めているわけではなない。その過程で得られた知見を指導に還元していくことが第一だ。「自分の体を実験台として、どうすれば球速が上がるのかを研究していきたい。この経験を活かして、未来ある選手たちの指導にもつなげていきたいと思います」と話した。

 記録を超えられた内田代表も「率直に凄いなと思いました」と脱帽。「12月に入社してから、お客様へのレッスンは勿論ですが、『内田さんを超えます』と自身のトレーニングも妥協なく行なっていて、本当に抜かれました(笑)」と有言実行に驚いた。

「是非、この記事を読んでいて、少しでも球を速くしたい方は、球速アップの秘訣を須永に聞きに来てみてください」とアピールした内田代表は「私としては勿論、今年中に抜き返します」と切磋琢磨を誓った。

(THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara)

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