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「ショウヘイの顔を見た時…」 ロハスの目に映った一瞬の安堵、知られざる世界一の裏側

昨年、ドジャースとブルージェイズの間で行われた米大リーグのワールドシリーズは球史に残る激闘となった。特に最終第7戦は、先発マウンドに立った大谷翔平投手が3回にボー・ビシェット内野手に先制3ランを許すなど、2回1/3で降板。試合は終盤にドジャースが一発攻勢で逆転し、5-4で世界一をつかんだ。9回1死から値千金の同点弾を放ったミゲル・ロハス内野手はその時、大谷の意外な表情を目撃したという。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

米大リーグ ワールドシリーズ第7戦

 昨年、ドジャースとブルージェイズの間で行われた米大リーグのワールドシリーズは球史に残る激闘となった。特に最終第7戦は、先発マウンドに立った大谷翔平投手が3回にボー・ビシェット内野手に先制3ランを許すなど、2回1/3で降板。試合は終盤にドジャースが一発攻勢で逆転し、5-4で世界一をつかんだ。9回1死から値千金の同点弾を放ったミゲル・ロハス内野手はその時、大谷の意外な表情を目撃したという。

 米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演したロハスは、当時の状況を一つひとつ振り返りながら語り、自らの同点弾を「ショウヘイのために良かったと感じている」と言い切った。ダイヤモンドを1周しているときには妻、家族のことや試合の行く末を考えていたというが、生還して次打者の大谷を見ると別の思いがこみあげたからだ。

「ホームプレートに着いてショウヘイの顔を見た時、安堵した様子が見て取れたんだ」

 3点の先制を許して降板した大谷は、そのまま敗れれば敗戦投手になる可能性もあった。また、最後の打者になる可能性もあった。ロハスは「彼のような男にとって、それは公平ではない」と言う。「ショウヘイ・オオタニは野球界のために多くのことをしてきた。彼の顔に浮かんだ安堵を見て、彼が次の打席で何をしようとも、もう同点なのだから勝つ方法を見つけられると感じた」。大谷は左翼へ鋭い当たりのライナーに倒れたものの、ロハスはこうも言う。

「2死で1点ビハインド、誰もがショウヘイの本塁打を期待している状況で、彼が打つ必要はなくなった。あの状況で本塁打を打つのは本当に難しい。あの試合でショウヘイを窮地から救い出すことができて、本当に幸せで誇りに思う」

 大谷を極限のプレッシャーから救い出せたのが何よりだったと言うロハス。試合は延長11回、スミスが左翼へ決勝弾を放ちドジャースが5-4で勝利。2年連続の世界一を決めた。大谷とチームメートが助け合ってつかんだ世界一だった。

(THE ANSWER編集部)



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