大谷翔平にかけられた“最大440億円”の保険金 明かされたWBCの裏側「1人怪我すると大損だ」
3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕まで残り1か月ほど。各チームのロースター発表が6日に迫る中、チーム編成で大きな障害となったのが選手にかける保険だ。多くの選手が出場不可とされたプエルトリコが一時、出場辞退もあると表明するほどの騒ぎとなった。では一体、選手にはいくらの保険が掛けられているのか。大谷翔平投手の場合、万が一の故障の時には実に440億円が支払われることもあると、米メディアが伝えている。

各国ロースター構成の障害となった保険…実際いくら支払われる?
3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開幕まで残り1か月ほど。各チームのロースター発表が6日に迫る中、チーム編成で大きな障害となったのが選手にかける保険だ。多くの選手が出場不可とされたプエルトリコが一時、出場辞退もあると表明するほどの騒ぎとなった。では一体、選手にはいくらの保険が掛けられているのか。大谷翔平投手の場合、万が一の故障の時には実に440億円が支払われることもあると、米メディアが伝えている。
大谷が10年総額7億ドル(約1014億円=契約当時)という巨額契約を結んでいるように、大リーグ選手の年俸は高騰する一方だ。それだけの投資をした各球団は、万一の故障を恐れてWBCへの選手派遣を渋るところも出てくる。そこをカバーするのが保険の役割だが、補償しなければならない額が大きすぎて問題化している。
この保険の仕組みを公にしたのが、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエバン・ドレリッチ記者だ。米専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演し「私が聞いた話では、この(WBCの)保険はとてつもなく高額だ。正確な金額までは分からないけどとにかく非常に高い。今回の仕組みでは、投手は4年分、野手は2年分の年俸が補償対象になる」と口にした。さらに二刀流の大谷を例に挙げて説明している。
「仮の話だが、もし大谷が投手として投げて、投手として保険適用されていたと考えたら……。でも、ケン(ローゼンタール記者)と僕が持っていた情報では、実際には保険会社は大谷を『投手』としてはカバーしない予定だったようだ」
「もし投手として補償されていたなら、4600万ドル(約72億円=年俸の繰り延べ払いを考慮した現在価値)ではなく、年俸7000万ドル(約110億円)がそのまま4年間カバーされることになる。4年合計で2億8000万ドル(約440億円)だ。これは考え得る中で最も極端な例だけどね」
ここまで高額になると、保険を引き受ける側にもリスクになる。ドレリッチ記者は「高額契約のスター選手が1人怪我をすると、保険会社は一気に大損を被ることになる。前回もまさにそれが起きたと聞いている。支払額が大きすぎて、保険会社は完全に損をした」と裏側を説明した。「簡単に解決できる仕組みが見つからないのは残念だ」というのが現状だ。
さらに「球団オーナーの立場なら『この大会で怪我されて、その責任を負うのは嫌だ』と思うだろう。一方で選手は、例えば『メッツとの保証年俸を失うリスクを負ってまで、春に2週間プレーするのは嫌だ』と思う。これは解決できる問題ではあるが、完全な解決は難しいだろう」と、全球団と選手がWBCという大イベントに向けて一丸になれない事情を説明した。
(THE ANSWER編集部)
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