ツール・ド・フランスで壮絶クラッシュ 負傷者続出に個人総合1位も「恐ろしかった」
BMCが病院搬送のポートの状況を発表「意識もあり、何が起きたのか覚えている」
チームBMC公式サイトによると、メディカル担当のマックス・テスタ氏はポートが搬送された病院で精密検査を受けたことを発表。「彼の状態は最初から安定していた。意識もあり、クラッシュ前後に何が起きたのか覚えている」と説明しており、生命の危機はないという。
第9ステージは、スイス・ジュラ山脈の7つの山を越える最大の難所。記事では、フルームのチームメートであるゲラント・トーマス(英国)も別のクラッシュで鎖骨を骨折するなど、負傷者が相次いだとし、スペイン地元紙「AS」電子版も「ツール・ド・フランス:フルームがクラッシュだらけのステージを生き残る」と特集している。
ツール・ド・フランスは、4日に行われた第4ステージのゴール前で複数人が巻き込まれるクラッシュが起きたばかり。今回も壮絶なクラッシュの波紋は世界中に広がっている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer