「BIG4の支配に終止符を打つのは?」 ATPが全英ベスト16の注目選手4人を紹介
芝の祭典であるウィンブルドンは現地時間10日、シングルス4回戦を迎える。勝負の2週目で注目を集めているのは、男子ではやはりアンディ・マレー(英国)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)の「BIG4」だ。しかし一方で、ATP公式サイトは「ウィンブルドンにおけるBIG4の支配に終止符を打つことができるのは誰?」と特集を組み、彼らを打ち崩す立ち位置にいる“注目選手”4人を紹介している。
ウィンブルドン男子は過去14年間BIG4が独占、牙城を崩せる可能性があるのは…
芝の祭典であるウィンブルドンは現地時間10日、シングルス4回戦を迎える。勝負の2週目で注目を集めているのは、男子ではやはりアンディ・マレー(英国)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)の「BIG4」だ。しかし一方で、ATP公式サイトは「ウィンブルドンにおけるBIG4の支配に終止符を打つことができるのは誰?」と特集を組み、彼らを打ち崩す立ち位置にいる“注目選手”4人を紹介している。
ウィンブルドンの覇者を振り返ると、2003年から前回の2016年までの14年間、BIG4が独占している。その内訳はフェデラー7回、ジョコビッチ3回、マレーとナダルがそれぞれ2回。4人の実績は群を抜いているが、記事ではその流れを止める筆頭候補として、世界ランキング7位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)の名前を挙げている。
前回大会でファイナリストとなったラオニッチは、マレーに敗れて四大大会初タイトルを逃した。それでも、ATP公式サイトによれば「(BIG4について)数多くのチャンスを目の当たりにしてきたが、彼らがそれを阻んだ。長い間君臨している彼らと違いをつけるならば、タイトルを手にするほかない」と話しているという。
ラオニッチに次ぐ候補として挙げられたのは、世界ランク6位のマリン・チリッチ(クロアチア)だ。
記事では、2014年の全米オープン決勝で錦織圭(日清食品)に勝利し、グランドスラム王者となったビッグサーバーのコメントを紹介。「ロジャー、ラファといった選手は今年成功を収めているし、ノバクとアンディだってグランドスラムから除外はできない。彼らはいつも重圧や注目を浴びている」とする一方で、「重圧が掛かっていても、僕は本当に良いパフォーマンスをすることが出来ていると思う。僕は自分の能力をコートで発揮し続けること」と語ったとしている。