右膝重傷の女子ダブルス女王へ テニス界の同志がサポートの輪拡大「強くあれ!」
女子ダブルス女王は多大なサポートに感謝「愛やサポートがすべてを上書きする」
同じアメリカ出身で、リオデジャネイロ五輪で混合ダブルス金メダルの喜びを分かち合ったジャック・ソックと、女子シングルス世界ランク70位のシェルビー・ロジャースも反応。ソックがツイッターにマテック=サンズの名前を書き込んだシューズの写真を掲載し、「今日は君のためにこれを履くよ。頑張れ」とエールを送れば、ロジャースは「私たちはマテック=サンズを愛している! ウィンブルドン公式サイトでのあなたに対する愛、サポートの規模は信じられないものよ。あなたは特別な女性だわ! 強くあれ!」とメッセージを送った。
さらに、2007年の全米オープン、2008年のウィンブルドンなどでダブルスのパートナーを組んだサニア・ミルザ(インド)は、「あなたは私が知る限りで最も偉大なファイター。これまでよりももっと強くなって戻ってきてね」とコメント。2013年に現役を引退したマリオン・バルトリ(フランス)も、「ルーシー・サファロバとトロフィーを抱える笑顔のあなたを見ることがどれだけ愛おしかったか。あなたはすぐに戻れるわ! 私の思いのすべてはチャンピオンのあなたに」と続いた。
マテック=サンズ本人も8日にツイッターを更新。「一人の女の子が大事にしている最高な家族、友達、そしてファンの方々へ。この36時間は痛かったし、感情的になった。でも、皆さんがくれた、本来私がみんな1人1人に与えたかったはずの愛やサポートの全てが、起こったこと、これから待ち受けているものすべてを上書きするわ。明日のフェイスブックライブに参加するね」と胸中を明かしている。
ダブルス女王の一日も早い復帰が待たれる。