J1昇格プレーオフ

　サッカーのJ1昇格プレーオフ（PO）決勝、ジェフユナイテッド千葉―徳島ヴォルティスが13日、フクダ電子アリーナで行われ、千葉が1-0で勝利。2009年以来、17年ぶりのJ1復帰を決めた。ネット上は祝福や歓喜の声で沸いた中、かつてチームを率いた名将へ思いを馳せる声も上がった。

　千葉はスコアレスで迎えた後半24分、均衡を破った。右サイドを駆け上がったDF高橋壱晟からのアーリークロスを、FWカルリーニョス・ジュニオが頭で合わせて先制。黄色で染まった本拠地は歓喜に包まれた。その後、徳島の反撃を無失点でしのぎ、2009年以来、17年ぶりのJ1復帰が決まった。

　千葉は、1993年のJリーグ発足当初から参加した10クラブの1つ。前身の古河電工サッカー部時代は日本リーグの名門として知られ、元日本代表監督の名将イビチャ・オシム監督時代にはナビスコカップ（現ルヴァンカップ）連覇を果たすなど輝かしい実績を誇る。

　一時代を築いたオシム氏は、2022年5月に80歳で他界。ネット上では、「オシムも喜んでるやろな」「ジェフ千葉さんの昇格をオシムさんも天国で祝福してくれているはず」「オシムさん、やったよー！！」「天国のオシムさんも嬉しいだろうな…」「オシム、見てるよな」との反応が寄せられていた。