突然の移籍に仰天「あのドジャース?」 最下位球団からの激変に感慨「大谷の隣に僕の名が…」
米大リーグのドジャースに今季途中から加入したアレックス・コール外野手が、トレードの裏側を明かした。米専門メディアに出演し、当時の状況について「何を期待すればいいのか分からなかった」と赤裸々に回顧している。

アレックス・コールが米専門メディアに出演
米大リーグのドジャースに今季途中から加入したアレックス・コール外野手が、トレードの裏側を明かした。米専門メディアに出演し、当時の状況について「何を期待すればいいのか分からなかった」と赤裸々に回顧している。
コールは米専門メディア「スポーツ・スペクトラム」公式YouTubeに出演し、当時の状況を明かした。移籍が決まったのはトレード期限が迫った7月末。突然、所属していたナショナルズのマイク・リゾ元GMから一本の電話がかかってきたという。
「『ドジャースにトレードが決まったぞ』と言われたんだ。『ドジャース? あのワールドシリーズ優勝候補の? おいおい、彼らが僕を欲しがっているのか?』と思ったよ」
ドジャースは2024年のワールドシリーズ(WS)を制覇し、連覇を狙うスター軍団。一方の古巣は今季ナ・リーグ東地区で最下位に沈んだ。当時の心境について「何を期待すれば良いのかわからなかった」と自身がチームの戦力になれるか不安だったことを告白。「アパートの荷物をまとめて、翌日には出発したよ。タンパベイへ直接飛んでチームに合流したんだ」と考える暇もなかったと明かした。
今季レギュラーシーズンの成績は打率.267、5本塁打、31打点。ドジャース移籍後は38試合で打率.247、2本塁打、5打点だった。ポストシーズンでは7試合で出番を掴み、WSの第5戦では先発出場を果たした。
「試合後に『このラインナップカードをもらえる?』って聞いたよ。だって、ワールドシリーズでショウヘイ・オオタニやムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスといった選手たちの隣に名前が刻まれた選手なんて何人いるんだ? 信じられない。そこに僕の名前があったんだ」
その後チームはWS連覇を達成した。「本当に特別だったよ」と幸せそうに語ったコール。文字通り、夢のような1年になったようだ。
(THE ANSWER編集部)
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