張本智和めぐる対応が中国で物議「最低限の礼儀必要」 地元紙やファンも同情「主催者側が悪い」
中国・成都で行われている卓球の混合団体ワールドカップ(W杯)で、日本の張本智和(トヨタ自動車)がまさかの事態に巻き込まれた。5日の韓国戦、選手紹介の際に名前が呼ばれず、妹の美和(木下グループ)も苦笑い。中国人ファンも疑問の声を上げている。

中国・成都で開催
中国・成都で行われている卓球の混合団体ワールドカップ(W杯)で、日本の張本智和(トヨタ自動車)がまさかの事態に巻き込まれた。5日の韓国戦、選手紹介の際に名前が呼ばれず、妹の美和(木下グループ)も苦笑い。中国人ファンも疑問の声を上げている。
5日に行われたステージ2の韓国戦。試合前に各選手が紹介され、「ミマ・イトウ」と伊藤美誠(スターツ)がコールされた後、智和が呼ばれるはずだった。
だが、その後にコールされたのは「ミワ・ハリモト」。険しい表情の智和はその場を動かない。再び「ミワ・ハリモト」の声が場内に響くと美和は苦笑い。ようやく「トモカズ・ハリモト」と呼ばれ、智和は動き出した。
悪化している日中関係が影響しているのかは不明だが、運営側のミスは間違いない。
中国メディア「新浪新聞」は、「現場で観戦していたファンによると、今回のワールドカップで、張本智和の名前が誤って、ひいては故意に誤ってアナウンスされたのは今回が初めてではなく、張本智和はたまっていた不満が爆発した結果、今回のような反応をしたのではないかということだ」と報道。「二度も誤ったアナウンスをするなど、決して許されることではない」と苦言を呈した。
ネットの中国人ファンからも「とにかく主催者側が悪い」「国際的な大会を主催するのだから、最低限の礼儀は必要だ。今回のことは故意だと思う。こんなことをするなら、大会をやらない方がいい」「主催者側の司会者のミスだろう」「ミスではなくて故意だ」「怒っているというけれど、呼ばれていないのだから入場しないのは普通のことだ」など、智和に同情の声が上がっている。
日本は6日に中国と対戦。5-8で敗れて今大会初黒星を喫した。この試合の前には「トモカズ・ハリモト」と紹介されていた。
(THE ANSWER編集部)
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