卓球日本、中国に敗れる 日中関係悪化で超アウェー、中国開催の混合団体W杯 7日に再戦の可能性
卓球の混合団体ワールドカップ(W杯)が6日、中国・成都で行われ、日本はステージ2で中国と対戦。日中関係の悪化から超アウェーとなった一戦で、5-8で敗れて今大会初黒星を喫した。

中国・成都で開催
卓球の混合団体ワールドカップ(W杯)が6日、中国・成都で行われ、日本はステージ2で中国と対戦。日中関係の悪化から超アウェーとなった一戦で、5-8で敗れて今大会初黒星を喫した。
とてつもない超アウェーの中で、日本選手が中国に立ち向かった。中国が得点を挙げるたびに大歓声が上がり、日本への声援はほぼなかった。
第1試合の混合ダブルスは戸上隼輔・張本美和組が王楚欽・孫穎莎組に0-3完敗。第2試合の女子シングルスも、伊藤美誠が王曼昱に1-2で屈した。
第3試合の男子シングルスは松島輝空が梁靖崑を2-1で撃破。第4試合の男子ダブルスにつなぐと、篠塚大登・戸上組も王楚欽・林詩棟組に2-1。最終第5試合の女子ダブルスに持ち込んだが、張本美和・大藤沙月組が1ゲーム奪われたところで勝負は決した。今大会8試合目で初黒星となった。
日中関係が悪化しており、中国国民に日本への渡航を控えるよう呼びかけたり、日本人アーティストの中国公演が次々に中止となっている。今大会も日本の対戦相手に大声援が飛ぶなど異様な雰囲気だった。
28年ロサンゼルス五輪の新種目となる混合団体。混合ダブルス、女子シングルス、男子シングルス、男女ダブルスの最大5試合を行い、合計8ゲームを獲得したチームが勝利。7日の準決勝、決勝で中国と再戦の可能性がある。
(THE ANSWER編集部)
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