ツール・ド・フランスの“肘打ち落車” 現役選手が擁護「あれは故意ではない」
クックはサガンの無罪を主張「間違った決定。肘を使うことはよくある」
まずは、2003年のツール・ド・フランスでポイント賞を獲得したバーデン・クック(オーストラリア)のツイートを紹介している。
「サガンを母国に送還させたことは間違った決定だった。あれは故意ではない。自分自身の落車を防ぐためにスペースを作るために肘を使うことはよくあるんだ」
クックはサガンの無罪を主張した上で「彼が失格になるべきとは私は考えない」と再度ツイート。ハッシュタグで「サガンゲート(サガン事件)」と添えるなど、大会側の処分に疑問を呈している。
一方、元ロードレーサー、イェンス・フォイクト(ドイツ)はクラッシュ発生に別の選手に原因があった持論を展開。米テレビ局「NBCスポーツ」の中継の発言を紹介する形で「(フォイクトは)この連鎖反応が最終的な勝利者となったアルノー・デマールが引き起こしたと指摘している」と報じた。
そして、特集では“被害者”となったカベンディッシュのラストスパートにも疑問を呈している。