主催者は注意喚起「入場お断りすることが」

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）への参加を表明して以降、異変が起こっているのがチケットの相場だ。東京ドームで行われる1次ラウンドのリセール相場が急騰。ファンからは「買う人いるの？」「空席ばっかになりそう」との声が上がっている。

　大谷は24日（日本時間25日）に自身のインスタグラムでWBCへの参加を表明した。大会のチケット販売は様々なルートですでに始まっており、中には転売市場に流れるものもある。大手リセールサイトに出品されているチケットには、定価6500円の日韓戦C指定席が1枚20万円、7000円のチェコ戦外野指定席が1枚10万円などと強気の価格設定が並ぶ。これにはファンから嘆きの声が上がった。

「結局当日空席ばっかになりそう最悪」
「まだ応募できるのに買うの？転売ヤーに屈しちゃダメでしょ！」
「WBCの転売価格ヤバい　買う人いるの？」
「やはりというべきかWBCチケット転売されてるらしいね」
「こんなんに手を出すくらいならテレビ見るよなあ」
「3年前と何も変わっていない」

　大会の公式サイトでは「主催者の同意なく、本券を有償で譲渡することは禁止します。有償譲渡されたチケットでの入場はお断りすることがあります」として、チケット転売への注意喚起を行っている。今後も一般販売が来年1月15日から予定されるなど、正規ルートでの入手チャンスはある。