NPB AWARDSの舞台裏にカメラが潜入

　プロ野球・ロッテの西川史礁外野手が26日、都内で開催された「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」に出席。パ・リーグの最優秀新人賞を受賞した。その舞台裏で撮影した映像を球団公式YouTubeが公開。ロッテだけでなく、阪神など他球団のファンからも歓喜の声があがった。

　スーツ姿の西川は、アワードの会場で「来ちゃったっすね」「信じられないですね」と緊張気味。控室ではセの新人王・荘司宏太（ヤクルト）のほか、宗山塁（楽天）や松山晋也（中日）ら他球団の選手と交流した。

　広島・小園海斗と談笑中、現れたのは阪神の森下翔太。出席者の中では異彩を放つ白タキシードをまとい、アワードのインタビューでは司会から「白い方」と呼ばれたことで話題にもなった。西川も「カッコいいですね」とリアクションしていた。

　意外にもアワード出席は初めてだった森下。「えっ、そうなんですか」と驚く西川に「初めてで、これ（衣装）。同じよ？　立場」というと、ジャケットの裏地も披露。背番号の「1」と、ポーズを決めた自身がデザインされるなどこだわり満点だった。「ベストナイン決まる前に作ってる。ここ来なかったらこれ、一生お蔵入りなんだから」と笑っていた。

　ロッテの公式YouTubeに公開された動画には、「新人王と結婚おめでとう」「来シーズンは目指せタイトル！」「一生に一度の賞！」などとコメントが書き込まれたほか、「白スーツのインパクトよ」「急に白い人がカットイン」「他球団の選手達も動画に登場して微笑ましい動画でした」「白い方、ロッテのカメラにスーツの中身まで見せてくれるの神対応w」「ウチの白いのがお世話になりました」「森下のスーツ裏地イジっていただいてありがとうございます」などと、他球団ファンの反応も多数集まった。

　昨年のドラフトで1位指名され、青学大から入団した西川。規定打席に到達してリーグ6位の打率.281をマーク。二塁打27はリーグ最多だった。「まだまだ上を目指してやらないといけないと思いますし、今回新人王を取ることができて嬉しい。また頑張っていきたい」と動画内でコメントしている。