インスタグラムで来春WBC出場を表明

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は25日、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）への出場を自身のインスタグラムで表明した。米国でも速報され、ファンからは「嘘だろ」「予想してなかった」と様々な反応が寄せられた。

　大谷は「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います」と日本語で報告し、英語でも「ファンの皆様、素晴らしいシーズンをありがとうございました。また来年お会いできるのを楽しみにしています」とつづった。

　WBCには前回2023年大会が初の出場。投打二刀流の活躍で、侍ジャパンを2009年大会以来3大会ぶりの世界一に導いた。来春の大会でも日本代表の主力として期待されていたが、これまで出場を明言したことはなかった。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」の番組「トーキン・ベースボール」の公式Xが「ショウヘイ・オオタニが、ワールドベースボールクラシックで日本代表としてプレーすることを発表した」と伝えると、米現地時間では夜にも関わらずファンからの反応が並んだ。

「待って、彼は日本人だったの?!!!」
「カナダは君のこと恐れてなんかいないぞ」
「おお、これは予想してなかった」
「え、まじで？　彼は米国代表としてプレーすると思ってた」
「嘘だろ」
「最高じゃないか」
「ほらな」
「本気で、オランダとしてプレーすると思ってた」
「ショウヘイ、すまないが、今回はチームUSAの番だ」
「この男は変人だ」

　大谷は今季、レギュラーシーズンで自己最多55本塁打を放ち、投手としても復帰。ポストシーズンでもチームの2年連続ワールドシリーズ制覇に貢献し、3年連続4度目のMVPも受賞した。今後は二刀流での出場が可能なのかなど、出場の形態が一つの焦点となりそうだ。日本のWBC1次ラウンドは3月6日の台湾戦からスタートする。