西武・栗山が来季限りでの引退を表明

　プロ野球・西武の栗山巧外野手が24日、2026年シーズンでの現役引退を表明した。球団は公式YouTubeチャンネルで会見をライブ配信。異例とも言える1年前の引退表明に、ファンからは様々な声が上がった。

　西武は24日午前9時31分、公式Xで「【緊急告知】　11/24（月・休）15:30ごろ～YouTubeにてライブ配信を行います」と投稿。ファンをざわつかせる中、ライブ配信には栗山が登場し、来季限りでの現役引退を表明した。

「私、栗山巧は2026年シーズン、僕自身の25年目を迎えるシーズンで、締めくくりのシーズンとさせていただくことを報告します」

　この日、発表した経緯については、「ファンのみなさんにしっかり僕のプレーを見てもらいたい、何か伝えられるものを見てもらいたいという思いからこうなった」と説明した。

　異例とも言える1年前の引退表明。X上の野球ファンからは様々な声が並んだ。

「栗山引退か…マジかよ寂しいな」
「ラストシーズン頑張ってくれ～！！！」
「栗山さん、これは引退会見ではなくラストイヤーへの決意表明なんだなと感じました。チーム全体に響いて欲しい」
「ファンにとっては悔いなく過ごせる1年になってこうやって教えてくれるのありがたいけどな…」
「栗山さん引退の時はいつか来ると思って覚悟はしてたけど、本当にその時が確定してしまったから涙が止まらん」

　42歳の栗山は、兵庫・育英高から2001年ドラフト4位で西武入団。今季は11試合出場で2安打にとどまったが、積み上げた安打は通算2150本に上る。