大リーグに挑戦する今井、高橋を送り出す西武ファンの姿に感動

　米大リーグ挑戦が決まった選手を、大歓声とともに送り出す光景に元助っ人選手が「だから日本のファンは最高なんだ」と感動の声を上げた。

　プロ野球の西武は23日、本拠地ベルーナドームでファン感謝デー「ライオンズ　サンクスフェスタ2025」を開催した。イベントの最後を飾るクロージングセレモニーで、大リーグ挑戦が決まっている今井達也投手と高橋光成投手がファンの前で一礼した。

　2人は歓声を浴びて帽子をとり、両手を挙げたのちにハグ。特に今井は一礼したところから顔を中々上げられなかった。感極まった様子で大粒の涙を流した。送り出す側のファンからも拍手と声援が飛ぶ、感動的な光景だった。

　これに反応したのが、2023年に西武でプレーしたデビッド・マキノン氏。自身のXに日本語で「だからこそ日本のファンは最高なんだ！　どこでプレーしようとも、選手たちに活躍してほしいと願っている」と驚きの言葉をつづった。

　マキノン氏は西武では打率.259、15本塁打の成績を残し、翌2024年は韓国・サムスンでプレー。その後現役引退している。