日本企業が粋な逸品を出荷

　米大リーグ・ドジャースは2年連続のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手の活躍でも日米の興奮が生まれたが、スポンサーとして球団を支えた日本企業が嬉しいニュースも発信。ファンの話題となっている。

　注目を浴びているのは今季からドジャースの公式日本酒になった「八海山」。公式Xでは「純米大吟醸 八海山 ブルーボトル ワールドシリーズ優勝記念ラベル」が12月1日より出荷スタートとなることが18日に投稿された。

　ドジャースカラーのブルーボトルに、ラベルの「八海山」も青。粋な逸品に、ファンからは「ブルーボトルかっこいい」「これは嬉しい！」「これは欲しい」「年末にはブルーボトルで乾杯したい」などとコメントが集まった。

　新潟の醸造会社「Hakkaisan 八海醸造株式会社グループ」はMLBと日本国内におけるオフィシャルスポンサー契約を締結。ドジャースとはLAエリアでの2年間のパートナーシップ契約を締結し、「八海山」が球団の「公式日本酒」として採用されている。

　今季は熱戦となったポストシーズンで「SAKE」が注目を浴びたシーンもある。10月17日（日本時間18日）のナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦。ブルワーズ相手に打っては3本塁打、投げては10奪三振と衝撃の二刀流劇場を披露した大谷が、ワールドシリーズ進出を決めた直後の場内インタビューで「みなさん、今日はおいしいお酒を飲んでください」とコメント。通訳のウィル・アイアトン氏がこの「おいしいお酒」を「really good SAKE」と表現し、「八海山が喜ぶ名訳」などとネット上で称賛されていた。