大谷翔平の際立つ謙虚さ「年上だから」 後輩へ真っ先にとった行動に感激「震えるほどいい」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、打っては55本塁打、投げては防御率2.87と二刀流で躍動。3年連続4度目の満票MVPを獲得した。チームとしても2年連続でワールドシリーズを制覇。またも歴史的シーズンを過ごした大谷の名珍場面を振り返る。3月には東京で開幕シリーズを戦い、ファンを魅了した。

ドジャースでの活躍で生まれた名珍場面を振り返る
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、打っては55本塁打、投げては防御率2.87と二刀流で躍動。3年連続4度目の満票MVPを獲得した。チームとしても2年連続でワールドシリーズを制覇。またも歴史的シーズンを過ごした大谷の名珍場面を振り返る。3月には東京で開幕シリーズを戦い、ファンを魅了した。
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○東京ドームの天井に直撃か
19日の開幕シリーズ第2戦、大谷は5回1死の第3打席に右中間へ大飛球を放ち、今季1号ソロとした。打球はフェンス最上部付近からグラウンドに戻り、二塁塁審は本塁打と判定。カブスのクレイグ・カウンセル監督のリプレー検証要求後も判定は変わらなかった。
大谷自身も「もうちょっといくかなと思ったけど、ギリギリになって……」と語っていたが、ネット上のファンからは、打球の軌道が東京ドーム右翼上部の屋根に当たって急に失速したように見える映像が拡散し、話題となった。ファンからは「天井なければ特大やったね笑」「天井に当たっていたの ヤヴェ~」などと仰天の声が相次いでいた。
○佐々木朗希のメジャーデビューでとった行動
同試合でメジャーデビューを果たした佐々木朗希投手。3回を投げて1安打1失点だった。佐々木は初回から最速163キロを記録し、満員の東京ドームをどよめかせた。
初回、佐々木がカブスの打線を3者凡退に仕留めてベンチに戻ると、大谷が真っ先にハイタッチで迎え、後輩に拍手を送った。この振る舞いに、X上の日本のファンからは「大谷さんと朗希のハイタッチで泣いた」「佐々木朗希と大谷さんのハイタッチ、震えるほどいい…」など、先輩としての行動に感激の声が上がっていた。
○“先輩”を前に謙虚な行動
同試合後、グラウンド上で両チームの日本人5人(大谷、佐々木、山本由伸投手、鈴木誠也外野手、今永昇太投手)で記念撮影した。今永がセンターで並んだ際、カメラマンが大谷に「ショウヘイ、真ん中へ!」と促し、今永も譲ろうとした。
すると、大谷は「It’s okay. He is older(いいんだ、彼の方が年上なんだから)」と咄嗟に流暢な英語で断り、今永の隣で撮影した。年長者を立てた大谷の謙虚な行動は、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が公式Xで投稿し、ファンの間でも話題となっていた。
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大谷は3月、6試合に出場し打率.286、2本塁打、2打点をマーク。チームの開幕6連勝に貢献した。
(THE ANSWER編集部)
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