CW-X×イチロー“over 51”スポーツテスト

　株式会社ワコールが展開するコンディショニングウェアブランド「CW-X（シーダブリュー・エックス）」は19日、日本人初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏がキャプテンを務める「Team CW-X」の活動として、51歳以上を対象とした「CW-X×イチロー“over 51”スポーツテスト」を開催する。開会式のトークでは料理生活について明かした。

　10月に52歳になったイチロー氏の「運動から離れた同世代の方に、再びカラダを動かすきっかけを」という想いから企画されたイベント。現役時代の背番号「51」にちなみ、51歳以上の方を対象にコンディショニングの重要性や運動を継続することの大切さを伝える。参加者約100人という大規模なスポーツテストだ。

　開会式にはイチロー氏のほか、「Team CW-X」の副キャプテンでもある4大会連続五輪出場の元陸上中長距離選手・福士加代子さん、フリーアナウンサーの三田友梨佳さんが登壇。そっくりすぎると話題の5体の「イチローマネキン」も登場した。

　イチロー氏は「はじめまして。10月に51歳とお別れし、52歳になったイチローです」と挨拶。運動する継続性やCW-Xについて話すとともに、料理生活についても明かした。「僕ね、とことんいっちゃうんですよ。自分ができるところまでやりたい。最近料理するんだけど、料理もそんな感じになってきて」と切り出すと「（シアトルで）40日間毎日オムライス作って。毎日ですよ。とことんやっちゃうんですよ」と告白した。

　夏はパスタを作っていたことを振られると「自分のレシピができるまでやりたいんですよ。結構作りました、できました、で、次に進む。今オムライスもできました。一旦自分のレシピができたら次に進むという感じです。中途半端が嫌なんです。とことんやる」と続けた。

　イチロー氏は米大リーグ移籍を決意した2000年秋、シーズンを戦い抜くために様々なメーカーの機能性ウェアを試着。「CW-X」を選んだことが始まりで、2002年には正式にアドバイザリー契約を締結するなど、25年以上のつながりがある。