二刀流ならではの異常事態に

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日（日本時間14日）にナ・リーグMVPに輝くなど、受賞ラッシュの一日となった。「オールMLB」のファーストチームにも5年連続で選出。セカンドチームも含めると2021年以降で8度目となり、史上最多となった。二刀流ならではの異常事態に、米ファンから様々な声が上がった。

　DHで「オールMLB」のファーストチームに名を連ねた大谷。MLB公式Xは日本時間15日、「2021年以降、ショウヘイ・オオタニはオールMLBチームに8回選出されている（ファーストチーム6回、セカンドチーム2回）」とし、「これはオールMLBチーム選出史上最多だ」と偉業を紹介した。

　この5年で8度の選出は二刀流の大谷ならでは。2021年はDHでファーストチーム、先発投手でセカンドチーム、15勝を挙げた2022年は先発投手でファーストチーム、DHでセカンドチームに選出。44本塁打＆10勝の2023年は2部門でファーストチームに名を連ねた。米ファンからも驚きの声が続出した。

「信じられないほどの一貫性がある」
「オオタニが引退するまで、彼の記録は破られないだろう」
「彼は最高の方法で野球界に革命を起こした。まさに伝説だ」
「オオタニはこれからも選ばれ続けるだろう。記録を塗り替え続けているだけだ」
「だから彼は史上最高と呼ばれているんだ」
「我々は偉大さを目の当たりにしている」
「オオタニの功績は伝説的だ」

「オールMLB」はシーズントータルの成績をもとにオールスター・チームを選ぶという趣旨で2019年から表彰がスタートし、ファン投票が50％、メディア関係者の投票が50％の割合で集計される。