満票で3年連続4度目の受賞

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日（日本時間14日）、全米野球記者協会の投票で選出されるナ・リーグの最優秀選手賞（MVP）を満票で受賞した。3年連続は2001～2004年のバリー・ボンズ以来2人目で、4度はボンズの7度に次ぐ歴代単独2位。偉業に山本由伸投手もひれ伏した。

　ワールドシリーズでMVPに輝いた山本が、大谷に最大級の敬意を見せた。

　インスタグラムのストーリー機能で自身のオールMLB選出を報告した後、大谷のMVPを祝福。「4度目」の文字の後に頭を下げているような絵文字を3つ、「SUGOI」の後には同じ絵文字を2つ添えた。

　大谷は今季、打者として自己最多の55本塁打、102打点、打率.282、OPS1.014をマーク。6月には投手復帰を果たし、14試合で1勝1敗、防御率2.87の成績を残した。

　山本もレギュラーシーズンで12勝。ワールドシリーズでは3登板3勝の圧倒的なパフォーマンスでシリーズMVPを獲得していた。