満票で3年連続4度目の受賞

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日（日本時間14日）、全米野球記者協会（BBWAA）の投票で選出されるナ・リーグの最優秀選手賞（MVP）を満票で受賞した。3年連続は2001～2004年のバリー・ボンズ以来2人目で、4度はボンズの7度に次ぐ歴代単独2位となった。

　MVPはBBWAA所属の記者30人の投票で決定。大谷はエンゼルス時代の2021、2023年、ドジャース移籍1年目の昨年もMVPを受賞。過去3度も満票だった。

　米カリフォルニア州地元放送局「ファンデュエル・スポーツ・ネットワーク・ウェスト」のレポーターを務めるエリカ・ウェストンさんは、受賞発表から15分ほど後、自身のXで大谷との笑顔の2ショット写真を投稿。大谷のエンゼルス所属に日本のファンの間でもお馴染みだった女性からの祝福に、X上の日本人ファンからも様々な声が上がった。

「いいフォト！　翔平のこと今でも気にかけてくれて嬉しいです」
「エリカさん　こうして昔の仲間からもお祝いされて嬉しい」
「エリカー！！」
「エリカさん　有り難う」
「エリカ様もお祝いしてくれた」

　大谷は今季、打者として自己最多の55本塁打、102打点、打率.282、OPS1.014をマーク。6月には投手復帰を果たし、14試合で1勝1敗、防御率2.87の成績を残した。