カブス鈴木誠也は32本塁打、103打点

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13日（日本時間14日）、全米野球記者協会（BBWAA）の投票で選出されるナ・リーグの最優秀選手賞（MVP）を満票で受賞した。3年連続は2001～2004年のバリー・ボンズ以来2人目で、4度はボンズの7度に次ぐ歴代単独2位。投票内訳も発表され、大谷以外に票が入った日本人打者にも驚きが広がった。

　大谷は今季、打者として自己最多の55本塁打、102打点、打率.282、OPS1.014をマーク。6月には投手復帰を果たし、14試合で1勝1敗、防御率2.87の成績を残し、文句なしの満票でMVPを受賞した。投票の内訳も発表され、今季32本塁打、103打点のカブス・鈴木誠也外野手に8位票が1票入っていた。

　X上の日本人ファンからは「誠也にポイント入ってる」「まって、誠也に1票入ってるじゃん」「スキーンズ、サンチェスの投手陣にも票が入っていたり、鈴木誠也に票を入れた記者がいるというのは驚きだ」「よく見たら鈴木誠也8位票貰っとるね」「誠也に1票入ってる！」「嬉しいけど誠也に入れたの誰ですか？」などの声が上がっていた。

　MVPはBBWAA所属の記者30人の投票で決まる。大谷はエンゼルス時代の2021、2023年、ドジャース移籍1年目の昨年も満票だった。