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ド軍に敗戦し脅迫「両足折るぞ」 Bジェイズ選手への誹謗中傷に批判「ゴミのような行いだ」

米大リーグのドジャースは1日(日本時間2日)、カナダ・トロントでブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第7戦に5-4で勝利。2年連続となる世界一を達成した。32年ぶりの優勝を目指したブルージェイズはあと一歩のところで涙。9回、サヨナラのチャンスでアウトになった選手にファンから「両足を折るぞ」という脅迫が届いたとカナダ放送局の番記者が伝えている。

ブルージェイズのカイナーファレファ【写真:ロイター】
ブルージェイズのカイナーファレファ【写真:ロイター】

ワールドシリーズ

 米大リーグのドジャースは1日(日本時間2日)、カナダ・トロントでブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第7戦に5-4で勝利。2年連続となる世界一を達成した。32年ぶりの優勝を目指したブルージェイズはあと一歩のところで涙。9回、サヨナラのチャンスでアウトになった選手にファンから「両足を折るぞ」という脅迫が届いたとカナダ放送局の番記者が伝えている。

 問題の場面は9回1死満塁サヨナラのチャンス。バーショが放った強烈なゴロを二塁手のロハスが好捕。三塁走者のカイナーファレファは懸命に走ったが、本塁でわずかの差でアウトとなった。ブルージェイズ側はリプレー検証を求めたが判定は変わらず。結果的に勝敗を分けるプレーの1つとなった。

 カナダ放送局「スポーツネット」のベン・ニコルソンスミス記者は試合後に自身のXを更新。「第7戦の後、アイザイア・カイナーファレファは人々からブルージェイズ敗戦の責任を押し付けられたり、両足を折るぞと脅されたりした」と衝撃の事実を記した。その上で、あの場面でリードを大きく取らなかった理由について、カイナーファレファの談話を紹介している。

 同記者によると、ブルージェイズは内野ライナーでダブルプレーになることを恐れ、リードを小さくするように指示していたとカイナーファレファは説明したという。この投稿に海外ファンから「こんな脅迫をするようなやつは狂ってる」「“ファン”からこんな仕打ちを受けないといけないなんて悲しい」「許容できない」「ゴミのような行い」「真のジェイズファンじゃない」と批判が殺到した。

 9回まで4-3とリードしていたブルージェイズだが、1死からロハスに同点ソロを被弾。延長11回に今度はスミスに勝ち越しソロを浴びた。その裏、1死一、三塁のチャンスを作るも最後は併殺打でゲームセット。惜しくも優勝を逃した。

(THE ANSWER編集部)



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