ロバーツ監督、山本由伸を6回で降板させた理由「好ましくないと…」 投球内容には賛辞
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地でブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回96球を投げて5安打6奪三振1失点で、3-1勝利に導いた。チームを救った圧巻の投球に、デーブ・ロバーツ監督は「非常に良かった」と賛辞を送った。

ワールドシリーズ第6戦
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は31日(日本時間11月1日)、敵地でブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦に先発登板。6回96球を投げて5安打6奪三振1失点で、3-1勝利に導いた。チームを救った圧巻の投球に、デーブ・ロバーツ監督は「非常に良かった」と賛辞を送った。
後がない一戦でエースが奮闘した。初回1死から三塁手マンシーの失策で走者を背負ったが、続くゲレーロJr.を三ゴロ併殺打に仕留めた。3点リードの3回2死三塁の場面で、1番スプリンガーに適時打を打たれて1点を失ったが、その後は鋭い変化球を交えながら無失点で切り抜け、6回でマウンドを降りた。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式YouTubeチャンネルは、ロバーツ監督の会見を公開。ロバーツ監督は「実際のところ、ヤマモトは非常に良かったと思う」と、崖っぷちの一戦で、救世主となった山本のピッチングを称えた。
降板させた判断については「ゲレーロJr.の打席、ビシェットの打席、そして6回を何とか切り抜けたが、ロブレスキーにクリーンなイニングを与えたかった。7回に誰かが彼の後始末をするような状況は好ましくないと感じた」と説明。「ヤマモトは今夜、自分の仕事を果たしたと私は思う」と改めて賛辞を送った。
ドジャースはこの勝利でワールドシリーズ通算成績を3勝3敗に。2年連続の世界一へ、勝負の行方を第7戦へ持ち込んだ。
(THE ANSWER編集部)
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