ワールドシリーズ第6戦

　米大リーグのドジャースは10月31日（日本時間11月1日）、敵地カナダ・トロントで行われたブルージェイズとのワールドシリーズ（WS）第6戦を3-1で制し、通算3勝3敗のタイに戻した。先発の山本由伸投手は6回1失点と好投し、「1番・DH」で先発した大谷翔平投手は3打数1安打。佐々木朗希投手は9回に大ピンチを招いたが、タイラー・グラスノー投手が後続を封じた。

　ポストシーズン2試合連続完投勝利を挙げている山本が、大一番の先発マウンドを託された。

　3-0で迎えた3回2死三塁からスプリンガーに適時打を許したが、6回1失点と好投。ほぼ隙を見せない96球だった。

　佐々木は8回に登板。イニングまたぎとなった9回に無死二、三塁の大ピンチを招いてグラスノーに交代。最後はダブルプレーで勝利が決まると、山本と佐々木は抱き合って喜んだ。

　崖っぷちの状況で踏みとどまったドジャース。2年連続世界一をかけ、1日（同2日）の最終決戦に臨む。