ワールドシリーズ第6戦

　米大リーグのドジャースは10月31日（日本時間11月1日）、敵地カナダ・トロントでブルージェイズとのワールドシリーズ（WS）第6戦に臨んだ。崖っぷちで迎えた大一番に、大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場。8回の第4打席に衝撃の二塁打を放った。

　大谷が衝撃の二塁打を放ったのは8回だった。

　ブルージェイズ3番手のフルハーティと対峙。5球目の変化球に完全に泳がされたが、なんと打球は左中間フェンスに直撃し、二塁打となった。

　中継のNHKで解説を務めた田口壮氏も絶句。「内容として投手の勝ちなんですけど…」とした上で、「元々持っているミート力とか飛ばす力が…。簡単にフェンスまで行きますね」と話していた。

　大谷は延長18回死闘となったWS第3戦で2本塁打を含む4打数4安打5四球で9打席連続出塁をマーク。その後、先発マウンドに上がった第4戦は投げては6回0/3を4失点で負け投手となり、打っては3打数無安打。第5戦は4打数無安打だった。