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ド軍の“サイン伝達”疑惑に敵将「強く疑っていた」 失点直後の裏側をカナダ記者紹介

米大リーグのドジャースに“サイン伝達”疑惑が浮上した。ブルージェイズの番記者が、ジョン・シュナイダー監督の「伝達があったと強く疑っていた」という言葉を紹介している。28日(日本時間29日)の第4戦で投手がボークをわざと犯したのは、この延長線上にあるのだという。

4番手でマウンドに上がったルイ・バーランド【写真:ロイター】
4番手でマウンドに上がったルイ・バーランド【写真:ロイター】

第4戦の9回、二塁にマンシーを置くのを嫌った理由

 米大リーグのドジャースに“サイン伝達”疑惑が浮上した。ブルージェイズの番記者が、ジョン・シュナイダー監督の「伝達があったと強く疑っていた」という言葉を紹介している。28日(日本時間29日)の第4戦で投手がボークをわざと犯したのは、この延長線上にあるのだという。

 カナダ放送局「スポーツネット」のブルージェイズ番、ベン・ニコルソンスミス記者は自身のXで「ブルージェイズは第4戦でドジャースが球種伝達をしていると思っていた。だからルイ・バーランドは何度もプレートから足を外したのだ」と伝えている。

 さらにシュナイダー監督の「フェアな試合だったよ。球種伝達があったと強く疑っていた。まあどちらでも構わないけどね。ただ、打者に何が来るかを知られたくなかったんだ」という言葉も紹介した。

 問題の場面は第4戦、6-1とリードして9回を迎えたブルージェイズはバシットに変わって4番手のバーランドをマウンドに送った。

 テオスカー・ヘルナンデスに四球を与え、マンシーの二塁打で二、三塁。更にエドマンの三ゴロの間に1点を返された。キケ・ヘルナンデスを三振に仕留め2死。ただここでマウンドのバーランドは何度もプレートを外してボークを犯し、マンシーを三塁に進めた。続くコールも左飛に打ち取り、ブルージェイズが勝利した。

 ルール違反ではなく、二塁走者からのサイン伝達は複数のチームでシーズン中も話題になり、これを避けようとわざとボークを犯すことももあった。今回はシュナイダー監督が先回りして阻止した形だ。シリーズは現在、3勝2敗でブルージェイズが王手をかけている。31日(同11月1日)にはトロントで第6戦が行われる。

(THE ANSWER編集部)


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