打率.130の不振…苦悩ベッツに透ける問題点 ロバーツ監督が指摘「少し…」
米大リーグ・ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第5戦に臨み、1-6で敗戦。通算成績2勝3敗となり2年連続の世界一へ崖っぷちに立たされた。デーブ・ロバーツ監督は試合後、打撃不振に悩むムーキー・ベッツの問題点に触れている。

ワールドシリーズ第5戦
米大リーグ・ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第5戦に臨み、1-6で敗戦。通算成績2勝3敗となり2年連続の世界一へ崖っぷちに立たされた。デーブ・ロバーツ監督は試合後、打撃不振に悩むムーキー・ベッツの問題点に触れている。
ドジャース打線はこの日、ブルージェイズの新人右腕イェサベージを相手に、初回2死から5連続三振を喫するなど攻略に苦戦。3回にキケ・ヘルナンデスがソロ本塁打を放ったものの、7回まで三振の山を築かれた。ルーキー投手のWS新記録となる12三振を喫した。
ベッツはこの日、4打数無安打、2三振。ワールドシリーズ23打数3安打の打率.130と極度の不振に陥っている。米地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・J・デュアルテ記者がXで公開した囲み取材では「酷い。酷い状態だよ。努力が足りないだけならいいのにと本当に思うよ。でもそうじゃない。答えが見つからないんだ」と、苦悩を明かした。
米専門メディア「ドジャース・ブリード・ロス・ポッドキャスト・ネットワーク」公式YouTubeチャンネルは試合後の会見を公開。チーム全体が打撃不振に陥っている状況を「我々は良い仕事ができていない」と評し、ベッツの状態にも言及。「身体的には問題ない」と述べ、第6戦での起用を示唆した。
チームは中1日を挟み10月31日(日本時間11月1日)、敵地での第6戦を迎える。指揮官は「(ベッツは)力んでいると思う。オフの日に、解放されて、一試合に集中して良いプレーができるようになってほしい。少し焦りも見える」と指摘。「彼が苦しむのは初めてではない。崖っぷちに立たされるのもね。これはムーキーだけの話ではない。チーム全体が一人ひとりの仕事を果たさなければ」と奮起を期待した。
(THE ANSWER編集部)
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