ワールドシリーズ第4戦

　2年連続の世界一を目指す米大リーグのドジャースは28日（日本時間29日）、本拠地でブルージェイズとのワールドシリーズ（WS）第4戦に臨んだ。大谷翔平投手は「1番・DH兼投手」で先発出場。初回、先頭打者での第1打席で四球を選び、WS新記録となる6連続四球となった。

　延長18回死闘から一夜明け、大谷が先発マウンドに上がった。初回は2死から四球と内野安打を許すも無失点。その裏に先頭打者として打席に立つと、フルカウントから四球を選んで出塁した。

　前日の第3戦は2本塁打と2本の二塁打で4打数4安打とした後、4打席連続で申告敬遠され、第9打席も四球だった。これで6打席連続四球。MLB公式のラングス記者のXによると、1928年にルー・ゲーリッグがマークした5打席連続四球を抜き、WS史上最長記録となった。ポストシーズン全体でも2023年コーリー・シーガーの最長記録に並んだ。

　これでWSは第2戦の第4打席の右前打以降、11打席連続出塁となった。