WS開幕前日、敵地で珍しくフリー打撃

　米大リーグのドジャースは24日（日本時間25日）からブルージェイズとのワールドシリーズに臨む。開幕前日、大谷翔平投手は敵地トロントで珍しくグラウンドでの打撃練習を実施。ボールをはるか彼方に運ぶ姿に米国のファンが「射撃場のような音がする」「雷のような音がするぞ」と驚きの声を上げた。

　決戦の地で快音を響かせた。大谷はブルージェイズの本拠地ロジャーズ・センターの打席に立つと、豪快なスイングを披露。次々に打球をスタンドへと打ち込んだ。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏がこの場面を自身のXに「ショウヘイ・オオタニがワールドシリーズ前夜に、フィールドで打撃練習をした」と動画で紹介すると、米国のファンから驚きの声が次々に並んだ。

「射撃場のような音がする」
「このヤバイ男がスコアボードに叩き込んだぞ」
「次の試合では4本塁打か？」
「嘘だろ」
「トロントファンに、ショーを見せる準備ができている」
「トロントが見てほしい！　雷のような音がするぞ」

　大谷は普段、屋外での打撃練習をほとんど行わない。ただナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦前の15日（同16日）にもドジャースタジアムで打撃練習を実施。外野スタンド上段にかかる屋根付近を直撃する、豪快アーチを連発していた。