ナ・リーグ優勝決定シリーズに4連勝、ワールドシリーズ進出決定

　米大リーグのドジャースは17日（日本時間18日）、本拠地でブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に5-1で勝利し、2年連続のワールドシリーズ進出を決めた。「1番・DH」で先発した大谷翔平投手は、打者として3本塁打、投手として6回0/3を無失点、10奪三振という大活躍。同僚のフレディ・フリーマン内野手は「彼が鋼鉄でできていないか、確かめる必要がある」と驚きの声を上げた。

　米中継局「TBS」は試合直後、歓喜のグラウンドでフリーマンにインタビュー。4連勝でワールドシリーズ行きを決め「本当に特別な試合だった。本当にいい野球をしていたよ。さらに今日は避けられない出来事が起こった。ショウヘイ。オーマイゴッド。言葉がないよ」とつぶやいた。

　さらに大谷の現実味のない活躍に触れ「時々、自分の目で確かめて、触って彼が鋼鉄でできていないか確かめる必要があるんだ」と大笑い。続けて「最高の舞台で彼はあんなプレーをする。この試合もショウヘイ・オオタニの試合として記憶に残るはずさ」と驚きを語っている。

　大谷は初回、投手として先頭打者に四球を与えたものの、その直後の打席で右翼へ先頭打者弾。4回2死の打席でも右翼へこの日2本目の本塁打を放った。7回の打席では中堅左へ3本目。ポストシーズンでの打撃不振を振り払う大活躍だった。