ドジャースに3連敗で崖っぷちに

　米大リーグのブルワーズは16日（日本時間17日）、敵地でドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ（NLCS）第3戦を1-3で落とし、3連敗で崖っぷちに追い込まれた。「4番・DH」で先発出場したクリスチャン・イエリッチ外野手は、NLCS初安打を放ったものの、3試合で打率.091と大不振に陥っている。

　ブルワーズがまさかの3連敗を喫し、崖っぷちに追い込まれた。

　2018年MVPの主砲・イエリッチは初回にNLCS3試合目で初安打をマークしたが、残りの3打席は空振り三振。3試合で11打数1安打、打率.091と大不振に陥っている。

　不振が指摘されていたドジャース・大谷翔平はこの日、初回に三塁打を放ち、NLCS3試合で11打数2安打の打率.182。イエリッチの状態は深刻だ。

　MLB公式サイトのブルワーズ番、アダム・マクカルビー記者は自身のXを更新し、イエリッチのコメントを紹介した。

「いいか、僕たちは今、大きな落とし穴に落ちている。小さい目標に分解して考えなければならない。今の目標は、ミルウォーキーでのシリーズに戻ることだ。残りの事は後で考えるさ。4連勝しないといけないんだ。もちろん、1勝しないと4連勝なんてできないからね」

　17日（同18日）の第4戦は、大谷が先発登板の予定。イエリッチが復調し、望みをつなげることができるか。