オンライン動画で部活を“遠隔指導” 「ICT部活動支援」のトライアル募集開始
ソフトバンクはスマートフォン、タブレット、パソコンを活用し、部活の指導や体育の授業をサポートする「ICT部活動支援」のトライアル募集を3日から開始した。
専門コーチが動画を介して部活の指導などをサポート、3日から応募開始
ソフトバンクはスマートフォン、タブレット、パソコンを活用し、部活の指導や体育の授業をサポートする「ICT部活動支援」のトライアル募集を3日から開始した。
「ICT部活動支援」は、競技指導に不安を抱える部活動の顧問と体育の先生が、専門のコーチからオンライン動画による遠隔の指導を受けることで指導力を補完し、スポーツを通じた子どもたちの成長をサポートすることを目的としたサービスだ。
先生と生徒はスマートフォン、タブレット、パソコンで動画を活用したオンラインプライベートレッスンが受けられる「スマートコーチ」のプラットフォームを利用。動画を撮影し、専門のコーチに送信。知識や経験が豊富なコーチから添削された動画を受け、オンラインによる遠隔指導を受けることができる。
部活動を行う上で、天候や時間的な制約を受けやすい地域面での格差を解消するほか、先生の労働時間減少などの負担軽減に貢献するという画期的な試みだ。
トライアル実施期間は8月上旬から同月末で指導は2回を予定(1回の個別指導人数最大5人) 。今月3日から応募を開始し、14日まで受け付けている。
トライアル導入開始に先駆け、子育て支援、公益活動などの分野における市民サービス向上に向けた包括連携協定を結ぶ大阪・池田市で7月から先行導入を開始。コーチには、バレーボール元日本代表の山本隆弘氏らを迎え、指導を行う。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer