「あの球をあんな風に…」 ジャッジの異次元160km破壊HR、敵軍地元局から漏れる悲鳴
米大リーグのヤンキースは7日(日本時間8日)、本拠地でブルージェイズとの地区シリーズ第3戦に臨んだ。負ければシーズン終了の一戦、アーロン・ジャッジ外野手が4回に値千金の同点3ランを放った。

ブルージェイズと地区シリーズ第3戦
米大リーグのヤンキースは7日(日本時間8日)、本拠地でブルージェイズとの地区シリーズ第3戦に臨んだ。負ければシーズン終了の一戦、アーロン・ジャッジ外野手が4回に値千金の同点3ランを放った。
敵地で連敗し、崖っぷちに追い込まれたヤンキース。第3戦も3回表終了で5点差をつけられる厳しい展開だった。
3回裏に2点を返して3点差とすると、4回に大砲が目覚めた。1死一、二塁で迎えたジャッジの第3打席。ブルージェイズ3番手バーランドが投じた99.7マイル(約160.4キロ)の内角速球を豪快に振り抜くと、高く舞い上がった打球が左翼ポールに直撃した。
待望の今ポストシーズン第1号は、明らかなボール球を破壊した衝撃の一発。ブルージェイズ地元からも悲鳴が漏れた。
カナダ地元放送局「スポーツネット」の解説者は、「剛速球で内角高めを攻めようとしました。実際にボールゾーンの内角に投げ込みましたが、ジャッジはまるであの球を、あのコースを予想していたかのようでした。あの球をあんな風に打てるのは球界全体でも数人しかいません。不運にも、ジャッジはその1人でした。なんてスイングでしょう」と脱帽するしかなかった。
実況も「彼にとって今ポストシーズン最初のホームランはこれ以上ないタイミングでやってきました」と話していた。
(THE ANSWER編集部)
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