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グラブなんて要らない!? ヤ軍遊撃手の“土砂降りの素手捕球”に米驚愕「えげつない」

米大リーグで土砂降りの中で遊撃手がゴロを素手で処理し、一塁アウトにする美技が発生。“グラブ要らず”のプレーをMLBが動画付きで公開すると、米ファンに「ジーターを想起???」「リーグ最高のショート!」「えげつない」などと驚きを起こしている。

ヤンキースのグレイバー・トーレス【写真:Getty Images】
ヤンキースのグレイバー・トーレス【写真:Getty Images】

昨季大谷と新人王を争ったトーレスが超美技を披露「ジーターを想起???」

 米大リーグで土砂降りの中で遊撃手がゴロを素手で処理し、一塁アウトにする美技が発生。“グラブ要らず”のプレーをMLBが動画付きで公開すると、米ファンに「ジーターを想起???」「リーグ最高のショート!」「えげつない」などと驚きを起こしている。


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 一つのショートゴロで話題を呼んでいるのは、ヤンキースの遊撃手グレイバー・トーレス内野手だ。19日(日本時間20日)のロイヤルズ戦、5-2とリードして迎えた7回1死無走者、1番メリーフィールドが放った打球は遊撃に転がった。雨が降る中、バットの先に当たった白球は勢いが弱く、前進したトーレスは3バウンド目で捕球……しようとした場面だ。

 出したのはグラブをはめた左手ではなく、素手の右手。しかもハーフバウンドにうまくタイミングを合わせ、捕球すると、そのまま握り直すことなく、跳び上がりながら一塁へ投げた。矢のような送球で打者走者は間一髪でアウト。セオリーを度外視した超美技に捕球した一塁手も「よくやった」と言わんばかりのジェスチャーをトーレスに向けて見せた。

 より滑りやすい雨の中で演じた魅惑の素手キャッチ。MLB公式ツイッターは「グラブは要らない」とつづって動画を公開すると、目の肥えた米ファンも「ジーターを想起???」「リーグ最高のショート!」「アメージングな選手による、アメージングなプレー」「驚異的プレー」「えげつない」などコメント欄で驚きを隠せない様子。続々と反響を呼んでいる。

 また、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も直前でヤンキースの投手オッタビーノとロイヤルズの打者ゴアの異例の背番号0対決が実現したこと(結果は三振)に触れつつ、「この瞬間、フィールド上は土砂降りの雨だった」と指摘。「正直になろう。私にはできない、あなたにも。雨が降っていたんだ! 彼は大したことではないかのように素手捕球した!」と大絶賛している。

 昨季はエンゼルス・大谷翔平と新人王を争い、名門ヤンキースで存在感を発揮したトーレス。今季は4番を担い、すでに4本塁打を放つなど主軸として、結果を残しているが、ショートストップとしても魅惑の能力を秘めている。

(THE ANSWER編集部)

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