プレーオフ進出逃しチーム大刷新

　米大リーグ・メッツがコーチングスタッフを大幅刷新する方針を固めた。投手コーチ、打撃コーチ、ベンチコーチらが退団すると球団公式Xで発表した。

　投手コーチのジェレミー・ヘフナー氏、ジェレミー・バーンズ氏とエリック・チャベス氏の両打撃コーチ、三塁コーチのマイク・サーボー氏が解任され、ベンチコーチのジョン・ギボンズ氏も辞任、捕手コーチのグレン・シャーロック氏は引退する。

　さらに、投手コーチ補佐のデシ・ドルーシェル氏とブルペンコーチのホセ・ロサド氏には、他球団との交渉許可が与えられた。一塁コーチのアントワン・リチャードソン氏、戦略コーチのダニー・バーンズ氏、コーチングアシスタントのラファエル・フェルナンデス氏が残留。米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者のXによると、カルロス・メンドーサ監督は続投するという。

　メッツは今季、オフにフアン・ソトと15年7億6500万ドル（約1147億円＝契約当時）の大型契約を結ぶなど積極補強。ワールドシリーズ制覇を狙っていたが、9月28日（同29日）のレギュラーシーズン最終戦でマーリンズに敗れ、ナ・リーグ東地区2位の83勝79敗となりプレーオフ進出を逃していた。