パドレス敗退直前に「身の毛がよだつ酷い判定」 しゃがみ込み激怒の打者に米記者同情
米大リーグのポストシーズンはワイルドカードゲームが進行中だ。2日(日本時間3日)に行われたカブス―パドレス戦では、勝負どころの9回に“誤審騒ぎ”が発生。米国の記者からは「信じられない」「身の毛がよだつ」と怒りの声が上がった。

1-3の9回、フルカウントからのストライク判定が物議
米大リーグのポストシーズンはワイルドカードゲームが進行中だ。2日(日本時間3日)に行われたカブス―パドレス戦では、勝負どころの9回に“誤審騒ぎ”が発生。米国の記者からは「信じられない」「身の毛がよだつ」と怒りの声が上がった。
パドレスは3点を追って迎えた9回、先頭のメリルが右中間へ本塁打し1-3と反撃。続くボガーツはフルカウントから見逃し三振に倒れた。ただ、外角低めへのボールは、中継画面に表示されるストライクゾーンからも大きく外れており、ボガーツはストライクのコールに思わず打席でしゃがみ込むほど。米国の記者からも同情や怒りの声が次々に上がっている。
米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は自身のXに「身の毛がよだつような酷い判定だ。ABSが一刻も早く必要」と投稿し、全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者も「Wow。ザンダー・ボガーツへの三振判定。信じられない。ABS導入に疑問を抱く人がいる場合、これがもうひとつの理由だ」。揃って自動判定システムの導入を訴えている。
パドレスはその後、2死二、三塁まで走者を進めたものの1-3で敗れ、このシリーズ1勝2敗で敗退。何とも後味の悪い敗戦となった。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










