レッズとWCS第2戦

　米大リーグ、ドジャースは1日（日本時間2日）、本拠地でレッズとのワイルドカードシリーズ（WCS）第2戦に8-4で勝利し、地区シリーズ進出を決めた。「4番・右翼」で先発出場したテオスカー・ヘルナンデス外野手は、6回に中前へ2点適時二塁打をマーク。初回の失点に繋がる痛恨の落球を取り返し、先発・山本由伸投手を援護する打撃に、日本人ファンも拍手を送っている。

　力投の山本を後押しした。大谷の右前適時打などで5－2とした6回1死満塁から、右腕マルティネスの初球のシンカーを中前に弾き返した。大谷を含む2者が生還する適時二塁打に、塁上ではおどけたポーズで喜びを表現していた。

　痛い失策を取り戻した。初回、2死一塁から、レッズの4番・ヘイズの右翼線への平凡な飛球をまさかの落球。チェンジのはずが2死二、三塁のピンチとなった山本は、5番・スチュワートに2点適時打を浴びた。痛恨の拙守に、2回の攻撃中には、ヘルナンデスが山本と謝罪のハグをかわすシーンが中継に映っていた。

　ミスを払拭する一打に日本人ファンも歓喜。X上にはコメントが相次いだ。

「テオスカーよくやった　お前はそれでいい」
「テオスカーしっかりミス取り返してて草」
「山本投手の踏ん張りに、テオスカーもやっとエラーのお返しに2点タイムリーが出て良かった」
「満塁からタイムリー！　エラーを取り戻した！　漢だぜ」
「テオスカー名誉挽回のタイムリー」
「テオスカーも初回のエラー分をダメ押し2点打で取り戻した」

　山本はこの日、7回途中113球を投げて4安打2失点と力投し、勝利に貢献した。