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決勝打・吉田正尚にまさかの贈り物 「涙、マジで涙しかない」「最高だ」手書きの“逸品”とは

米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は9月30日(日本時間10月1日)、敵地ニューヨークで行われたヤンキースとのワイルドカードシリーズ(WCS)に代打で出場。7回に逆転の2点適時打を放つと、これが決勝点となり、3-1で勝利した。試合後に殊勲の吉田に贈られた逸品は、現地ファンの話題を集めている。

逆転の2点適時打を放ったレッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】
逆転の2点適時打を放ったレッドソックスの吉田正尚【写真:ロイター】

敵地ヤンキース戦

 米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手は9月30日(日本時間10月1日)、敵地ニューヨークで行われたヤンキースとのワイルドカードシリーズ(WCS)に代打で出場。7回に逆転の2点適時打を放つと、これが決勝点となり、3-1で勝利した。試合後に殊勲の吉田に贈られた逸品は、現地ファンの話題を集めている。

 ヤンキース先発フリードに抑え込まれ0-1で迎えた7回。投手交代後、四球と二塁打で1死二、三塁のチャンス。ここで吉田が代打で打席に立った。初球96マイル(約154.4キロ)の真っすぐを叩くと、強烈な打球がセンター前へ抜けていった。2者が生還し逆転。レッドソックスベンチはお祭り騒ぎ、多くのヤンキースファンが集まった客席は悲痛な沈黙に包まれた。

 9回に1点を追加し、逃げ切ったレッドソックス。球団公式Xは、「名誉」と記して、試合後のロッカーでの一幕を写真で投稿した。「Player of the Game」と記されたブルペンの電話のカバーを手にした吉田が、満面の笑みを見せる写真には、現地ファンも多数のコメントを寄せている。

「彼らはそれを取っておいたのか?(笑)」
「まだこれを持っているなんて知らなかった(笑)」
「ブルペンの電話のカバーだとぉぉぉ」
「最高だ」
「涙、マジで涙しかない」
「本当に史上最高の選手よ」
「ヨシへのこの瞬間が大好き」
「銅像を建てろ」
「ああ、神よ、このチームが大好きだ」
「遠征にも持ってきてくれてるなんて、本当にうれしい」

 昨オフの右肩手術の影響で、開幕から長期離脱していた吉田だが、7月に戦線復帰。レギュラーシーズン最終戦で本塁打を放つなど調子は上向きで、ポストシーズンに臨んでいる。

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