「今季最低の誤審だ」 ドジャース戦で米実況すら絶句「Wow…」 解説は打者の行動に苦笑い
米大リーグ・ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地でダイヤモンドバックスと対戦し、延長11回に5-4で勝利した。3回のドジャースの攻撃時には、ほぼ真ん中の球がボール判定される事態が発生。ドジャース地元局も驚きを伝えていた。

敵地ダイヤモンドバックス戦
米大リーグ・ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地でダイヤモンドバックスと対戦し、延長11回に5-4で勝利した。3回のドジャースの攻撃時には、ほぼ真ん中の球がボール判定される事態が発生。ドジャース地元局も驚きを伝えていた。
3回2死一、三塁で迎えたマンシーの打席。一塁走者フリーマンの盗塁で二、三塁となった後、カウント1-2と追い込んだ先発右腕ネルソンが投じた4球目はストライクゾーンほぼ真ん中に。マンシーは、97.3マイル(約156.5キロ)の直球に手が出ずに見送った。三振に見えたが球審の判定はボール。マウンド上のネルソンは首を少し傾げた。
あくまで目安だが、中継で示されるデジタル表示のストライクゾーン内ほぼ真ん中の一球。結局マンシーが三振に倒れたため、試合展開に影響はなかったが、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継では、驚きの声が漏れていた。
実況のジョー・デービス氏は「WOW! これは今季最低の誤審のひとつですよ! ほぼ真ん中です」と衝撃を伝えた。解説のジェシカ・メンドーサ氏は「マンシーも分かっていましたよね」と苦笑いしながら指摘。「一瞬止まりましたから。もう一度チャンスを得ました」と、ドジャースとしてはラッキーだったと語っていた。
23日(同24日)には、2026年シーズンより自動ボール・ストライク判定(ABS)でのチャレンジシステム導入が発表されたばかり。このタイミングでの微妙な判定に、デービス氏は再び「Wow」としばらく言葉を失っていた。
(THE ANSWER編集部)
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