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160キロ直撃で顔面骨折…投げた本人が病院で謝罪 決定的瞬間のリプレーは「見たくない」

米大リーグ・ガーディアンズは24日(日本時間25日)、デビッド・フライ内野手が顔面骨折などにより全治6~8週間と診断されたと発表した。前日に99マイル(約160キロ)の速球がバットをかすめて顔面に直撃。緊急搬送されていた。投げたタイガースのタリク・スクーバル投手は試合後、病院を訪れて謝罪していたようだ。

顔面に球が直撃して倒れ込むガーディアンズのデビッド・フライ【写真:AP/アフロ】
顔面に球が直撃して倒れ込むガーディアンズのデビッド・フライ【写真:AP/アフロ】

ガーディアンズのデビッド・フライが前日に負傷

 米大リーグ・ガーディアンズは24日(日本時間25日)、デビッド・フライ内野手が顔面骨折などにより全治6~8週間と診断されたと発表した。前日に99マイル(約160キロ)の速球がバットをかすめて顔面に直撃。緊急搬送されていた。投げたタイガースのタリク・スクーバル投手は試合後、病院を訪れて謝罪していたようだ。

 フライが負傷したのは23日(同24日)の本拠地タイガース戦。6回にフライがバントを試みるも、スクーバルの投じた99マイルの速球がバットをかすめてフライの顔面に直撃。顔を手で押さえてその場に倒れ込んだ。その後カートに乗せられてグラウンドを後に。地元の病院に緊急搬送されていた。

 米ミシガン州地元メディア「Mライブ」は「スクーバルはガーディアンズの指揮官から送迎を受け、負傷したフライを見舞う」との見出しで記事を掲載。スクーバルは試合後、フライにテキストメッセージで直接連絡をとった後、ガーディアンズのボート監督に病院へ見舞いに行きたいと申し出ていたという。

 記事では、フライに直接謝罪したスクーバルのコメントを紹介。顔面直撃のシーンについて、リプレーは「あまり見ていない」「見続けたくない」としつつ、ボート監督が車での送迎を用意してくれたことに「本当にクール。(ボート監督を)凄く尊敬している」と感謝していた。

 ガーディアンズ公式Xは24日(同25日)、フライの診断結果を発表。「画像診断および臨床検査の結果、デビッド・フライは複数の左側顔面および鼻の骨折を負い、いずれも軽度にずれた状態であることが確認された」とし、「定期的な診察を含む継続的な経過観察が必要とされるが、手術の必要はなく、今後6~8週間で完全回復が見込まれる」と説明した。

 フライはすでに退院しており、「快適に安静を保っている」という。加えて、フライが10日間の負傷者リスト入りしたことも発表した。

(THE ANSWER編集部)


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