さすがウッズ、“スライディング交錯”の警備員を擁護「事故は起こるもの、問題ない」
交錯した警備員は安堵「バーディー決めて本当に嬉しいよ」
これを受け、メディアも特集した。「マスターズ:タイガー・ウッズが警備員との恐ろしい衝突を切り抜ける」と見出しを打ったのは、米紙「USAトゥデー」のスポーツサイト「フォー・ザ・ウィン」だ。「近年のマスターズ史において最も奇妙な出来事の一つは警備員が滑り、タイガー・ウッズと衝突したことだ」と今回の一件に言及している。
ただ、ウッズ本人は意に介することはなかったようだ。英公共放送BBCによると「事故は起こるもの、我々は前に進む。僕は問題ない。4度にわたる膝と背中の手術以外はね」とユーモアを交えながら、警備員を擁護した上で「すべて順調。以前、ギャラリーが僕の方に走ってきたことがあった。大勢の人の前でプレーすると、事が起こるんだ」とも語ったという。
一方で、記事では警備員が米専門メディア「ゴルフ.com」に語ったコメントを紹介。「彼はバーディーを決めた。何とかなってくれたと思う。彼がバーディーを決めて、本当に嬉しいよ」とプレーに影響なく、このホールでバーディーを奪ったことに安堵したという。思わぬ形でスポットライトを浴びたウッズ。第3日はさらにプレーで魅了したい。
(THE ANSWER編集部)