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大谷翔平、規格外52号に漏れた脱帽の声「かなり良い球だった」 敵味方関係なく受けた衝撃

米大リーグ・ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地でジャイアンツと対戦する。前日の同カードでは、大谷翔平投手が逆転52号3ランを放って6-3の勝利。敵味方関係なく称賛が寄せられていた。

今季52号の逆転3ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
今季52号の逆転3ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地ジャイアンツ戦

 米大リーグ・ドジャースは20日(日本時間21日)、本拠地でジャイアンツと対戦する。前日の同カードでは、大谷翔平投手が逆転52号3ランを放って6-3の勝利。敵味方関係なく称賛が寄せられていた。

 1-2で追いかける5回2死一、二塁。2021年にサイ・ヤング賞を受賞したジャイアンツの先発左腕レイの、外角高めの球を捉えた。逆方向へ伸びた打球は左翼席に着弾。打球速度100.2マイル(約161.2キロ)、飛距離370フィート(約112.7メートル)の一発でこの回に降板していたカーショーの負けを消し、ベンチでハグの祝福を受けた。

 米専門メディア「ドジャーブルー」公式YouTubeチャンネルが、試合後のロバーツ監督の会見映像を公開。大谷の本塁打について「素晴らしい打席だった。ロビー・レイはとんでもなく良い投球をしていた。最終的には攻略できたけれど、序盤は素晴らしい速球とスライダーで、完全にやられていた。でも、あのショウヘイの打席は、ロビーも驚いたと思う。かなり良い球だったからね」と敵先発に同情せずにはいられないといった様子だった。

 米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」は試合後、「ジャイアンツはカーショーの特別な夜を台無しにしようとするも失敗 ポストシーズンへの望みも薄れる」との見出しで記事を掲載。ジャイアンツのボブ・メルビン監督は「まるでファウルにしようとしたかのようだった。それを彼は左翼席の前から数列目辺りまで飛ばしてしまったんだ」と大谷の規格外のパワーに白旗を揚げていた。

 記事では、被弾したレイのコメントも紹介。打たれた一球はいい投球ができていたと感じたようで、ただ大谷が上回ったのだと説明したという。さらに、「左翼線ギリギリでなければ本塁打になっていなかったと思う」と回顧。「でも、フェンスを越えるには十分なくらいはボールを捉えられてしまった」と落胆していた。

 ドジャースはこの日の勝利で13年連続となるポストシーズン進出が決定。2位パドレスにゲーム差4をつけ、地区優勝に向けて着実に前進している。

(THE ANSWER編集部)


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