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ド軍に訪れた悪夢の10分間 大谷降板→呆れる声「やれやれ」「最悪のコール」 大ブーイング発生

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地フィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。5回まで無安打無失点と好投し、今季2勝目の権利を持って降板した。しかしその後、救援陣が6失点で勝利が消滅。8回に50号ソロを放つも、チームは6-9で敗れた。まさかの展開に米記者も驚きを隠せないようだった。

フィリーズ戦で先発登板したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
フィリーズ戦で先発登板したドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地フィリーズ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地フィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。5回まで無安打無失点と好投し、今季2勝目の権利を持って降板した。しかしその後、救援陣が6失点で勝利が消滅。8回に50号ソロを放つも、チームは6-9で敗れた。まさかの展開に米記者も驚きを隠せないようだった。

 初回のマウンドに上がった大谷は、2番シュワーバーを143キロのスライダーで見逃し三振に切って取るなど、その後もフィリーズ打線を無安打に抑えた。5回68球を投げ、無安打無失点。1四球5奪三振で、4-0とリードした状況でマウンドを降りた。

 ドジャースは6回からロブレスキが登板。しかし、1死満塁からハーパーに右中間2点二塁打を許すと、続くマーシュに右越え3ランを浴び、4-5と逆転された。代わったエンリケスも、ケプラーにソロ本塁打を浴びる散々な出来で、この回だけで6失点を喫した。大谷の勝ち星は、降板から10分で消滅した。

 衝撃の展開に、米記者も唖然となった。米スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンザレス記者はXに「やれやれ」と書き込み呆れ顔に。米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者は「ドジャースのブルペンのモグラ叩きが続いている」「ドジャースが最近頼りにしているリリーフ投手はほぼ全員、問題を抱えているようだ」とXにつづり、救援陣の不甲斐なさを指摘した。

 X上には他にも、「まさに残酷だ」(米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者)、「観客は不満げだ。デーブ・ロバーツ監督がウォロブレスキーを降ろすために登場した時、ブーイングが降り注いだ」(米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プランケット記者)と、最悪の状況を記す投稿が続々となされた。

 米スポーツメディア「スポーティング・トリビューン」のフレッド・セルバンテス記者もXに「プレーオフの順位がかかった場面で、デーブ・ロバーツ監督は今シーズン最悪のコールをしてしまった。ロバーツ監督がフィールドに出ていった瞬間、今まで聞いた中で一番大きなブーイングを浴びた」とつづっていた。

(THE ANSWER編集部)


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