世界選手権ファイナルラウンドの裏側を公開

　7日までタイで開催された女子バレーボールの世界選手権で、準決勝に進出した日本はトルコに1-3で敗戦。続くブラジルとの3位決定戦で惜しくも2-3で敗れ、4位とメダルに一歩届かなかった。日本バレーボール協会のYouTubeチャンネルはファイナルラウンドの密着動画を公開。選手インタビュー時に見せたフェルハト・アクバシュ監督のお茶目な振る舞いが話題を呼んでいる。

　選手思いな一面を見せた。準々決勝・オランダ戦の直後。チーム最多27得点をあげた和田由紀子のインタビュー中のことだった。

　ミックスゾーンで、背後を通りかかった指揮官は、左手で和田を指さしながら、カメラ目線で「スバラシイ、スバラシイ」と連呼。これには気合の入った表情で準決勝への意気込みを語っていた和田も思わず破顔。アクバシュ監督の人柄を感じさせる場面だった。

　日本バレーボール協会公式YouTubeチャンネルが投稿した「【ALLFOR】15年ぶりに準決勝へ進出した #205女子世界選手権大会 のファイナルラウンドに密着」という動画内でこのやり取りが公開されると、ファンからコメントが相次いだ。

「和田選手の後ろで『素晴らしい』って言って通りすぎるアクバシュ監督」
「監督がアクバシュ監督でよかったって心から思う」
「アクバシュ監督が和田選手に『すばらしい』って声かけてるの見るのほんと最高」
「選手ももちろんだけど、監督が素晴らしい」
「アクバシュの言葉が沁みる」
「ちょっとアクバシュ監督愛おしすぎるか」
「監督かわいい」

　他にもファンにもらったシールを服に貼るお茶目な姿や、ブラジル戦後に涙ぐむ選手の頭にポンと触れて労う姿なども公開。日本代表を率いて1年目で健闘を見せた指揮官の人柄を感じさせる振る舞いの数々に、賞賛の声が届いていた。