フォルティウス涙の日本代表! 吉村ラスト一投で決着、第一声「いやあ、嬉しい」 悲願五輪へ12月最終予選 SC軽井沢クラブ及ばず【カーリング】
カーリングの日本代表決定戦最終日が14日、北海道の稚内市みどりスポーツパークで行われた。女子のフォルティウスがSC軽井沢クラブとの最終戦を6-5で勝利。予選リーグの成績と合わせて通算3勝2敗とし、12月のミラノ・コルティナ五輪最終予選の代表に決まった。

日本代表決定戦最終日
カーリングの日本代表決定戦最終日が14日、北海道の稚内市みどりスポーツパークで行われた。女子のフォルティウスがSC軽井沢クラブとの最終戦を6-5で勝利。予選リーグの成績と合わせて通算3勝2敗とし、12月のミラノ・コルティナ五輪最終予選の代表に決まった。
26年ミラノ・コルティナ五輪への道をつなげた。フォルティウスが崖っぷちから復活。スキップ・吉村紗也香らメンバーが涙を浮かべて歓喜に包まれた。
今大会は予選リーグ2連敗スタート。負ければ五輪ロードが閉ざされる状況からロコ・ソラーレ、SC軽井沢クラブに連勝し、13日のタイブレークでロコ・ソラーレを破って決定戦に進んだ。同日の決定戦第1試合も敗れてまたも土俵際に追い込まれたが、この日午前の第2試合を7-6で制し、午後の大一番に臨んでいた。
1-2で迎えた第5エンド(E)、吉村がきっちりラストショットを決めて3点のビッグエンド。リードを奪って後半に入ると、第9Eに同点に追いつかれて運命の最終第10Eへ。有利な後攻、吉村のラスト一投できっちり得点を挙げて決着をつけた。
試合後のインタビュー。吉村は「いやあ、嬉しいです、はい!」とし、「自分はできると信じながら、スイーパーが持っていってくれると信じて思い切って投げました」とラストショットを振り返った。
ロコの藤澤五月や吉田知那美と同学年、33歳の吉村は常呂高3年だった2010年バンクーバーから五輪に挑戦し続けてきた。北海道銀行フォルティウスとして活動していたが、2021年11月末に北海道銀行とのスポンサー契約が終了。吉村らはフォルティウスでプレーを続けてきた。
2023年12月に第1子を出産した吉村にとって、26年ミラノ・コルティナが5度目の五輪へのアタック。「自分たちで五輪出場権を獲得して、五輪の金メダルに向かって頑張っていきたい」。12月の最終予選で上位2チームが得られる切符を獲得し、悲願の夢舞台に立ってみせる。
(THE ANSWER編集部)
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