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ヤ軍ジャッジに“球種バレ” 二塁から不自然な仕草…「不正じゃない」米記者指摘

米大リーグ・ヤンキースは7日(日本時間8日)まで本拠地で行われたブルージェイズとの首位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越した。第3戦では、アーロン・ジャッジ外野手が二塁ランナーとして相手投手マックス・シャーザーのチェンジアップを読み取り、打者に堂々伝達する様子が話題となった。

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

本拠地ブルージェイズ戦

 米大リーグ・ヤンキースは7日(日本時間8日)まで本拠地で行われたブルージェイズとの首位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越した。第3戦では、アーロン・ジャッジ外野手が二塁ランナーとして相手投手マックス・シャーザーのチェンジアップを読み取り、打者に堂々伝達する様子が話題となった。

 1回無死一、二塁。シャーザーが投げる前、二塁走者のジャッジは打者に向かって両腕を横に伸ばすような不自然な仕草を見せた。どうやら、チェンジアップのグリップを察知していたようで、打者のライスに伝達。ジャッジの腕が上がらなかった投球では、速球が投げられており、ライスは見事に3ランを放った。

 米地元紙「ニューヨーク・デイリー・ニュース」のゲイリー・フィリップス記者は自身のXで「マックス・シャーザーがチェンジアップをティッピングしていた(アーロン・ジャッジを見て)」と指摘。「ティッピング」とは、無意識に癖などから球種を読み取られてしまうこと。シャーザーの癖をジャッジは見抜いていたようだ。

 フィリップス記者は別の投稿で、「自然な手段によるピッチティッピングは不正/違法ではない。ピッチャー/キャッチャーがグリップ/場所/サインを守る責任がある」と説明。「私は、ヤンキースが球種を伝達するシグナルをもっと分かりにくくすると有利になると言ったことがあるが、それはまた別の話だ」と伝えていた。

 ヤンキースはこの試合に4-3で勝利した。

(THE ANSWER編集部)

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