「これが日本クオリティ」 完敗ムードから一転…海外実況席が絶賛した女子バレーの底力
バレーボールの世界選手権は7日、タイ・バンコクで女子3位決定戦が行われ、世界ランキング5位の日本が同2位のブラジルに2-3(12-25、17-25、25-19、29-27、16-18)で敗れた。世界バレー15年ぶりのメダル獲得はならなかったが、驚異的な粘り強さに海外の実況席からは脱帽の声が漏れていた。

バレーボール世界選手権
バレーボールの世界選手権は7日、タイ・バンコクで女子3位決定戦が行われ、世界ランキング5位の日本が同2位のブラジルに2-3(12-25、17-25、25-19、29-27、16-18)で敗れた。世界バレー15年ぶりのメダル獲得はならなかったが、驚異的な粘り強さに海外の実況席からは脱帽の声が漏れていた。
日本は第1、2セットを連取される苦しい立ち上がりに。だが、第3セットをもぎ取ると、続く第4セットも接戦の末に奪取。最終第5セットもデュースにもつれ込む大接戦で、マッチポイントを握るシーンもあった。しかし、最後は石川真佑のスパイクがブロックされ、終戦。メダルにあと一歩届かなかった。
国際バレーボール連盟(FIVB)主催大会の運営などを行う「バレーボール・ワールド」の動画配信サイト「VBTV」の中継では、日本の粘り強い戦いぶりに実況席から感嘆の声が漏れていた。
ブラジルに敗戦直後、実況のデーブ・ロジャーズ氏は「なんてクオリティでしょう。12-25、17-25……数多くのチームが抵抗するのをやめてしまうでしょう。しかし、この日本チームは違います」とコメント。手に汗握る熱戦に興奮を隠し切れない様子だった。
解説を務めた元イングランド代表のシアーラ・ミッケル氏も「日本は決して諦めません。これが彼女たちのクオリティです。5セット、常に気を引き締めて、複数の選手がステップアップしました。ヨシノ(佐藤淑乃)が34得点、イシカワ(石川真佑)が23得点、チーム全体が奮闘しました」と述べ、その戦いぶりは強烈な印象を残していた。
(THE ANSWER編集部)
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